30代になって転職したいけど、家庭を持ったりして中々仕事がやめにくいなと感じたことみなさんも一度はあるんではないでしょうか?
転職エージェントではなく、バンカーの私だからこそ公平に皆さんにお伝えできます。
ちなみに私は銀行内で人材紹介の仕事を立ち上げた経験があるので、たくさんの転職エージェントや転職者、企業を見てきています。
では早速、未経験の転職に必要な7つのステップを記事にしましたので、ぜひ読んで下さいね。
昔と違って今は30代の転職者が非常に多いです。未経験での転職は勇気がいりますが、今は転職市場が活発なので、チャンスかもしれませんね。
この記事では転職をしようと思った入口から転職を成功させるまでの出口まで説明していますよ
1.自己分析と目標設定
1-1.スキルの確認
30代の転職が増えてきていますが、企業が求めているのはある程度、即戦力になってくれるような人物です。
ここで重要なのは業種や業界に関係なく利用できる「ポータブルスキル」の確認です。
ポータブルスキルの具体的なスキルは以下のものがありますよ。
- コミュニケーション能力: 情報を明確に伝える能力。
- リーダーシップ能力: チームやプロジェクトを指導し、目標達成に向けて方針を示す能力。
- 問題解決能力:複雑な問題に対して分析し、効果的な解決策を見出す能力。
- プレゼンテーションスキル:アイデアや情報を魅力的に伝える、聴衆を引き付ける能力。
- 分析能力:データや情報を詳細に分析し、意思決定や戦略立案に活かす能力。
- プロジェクト管理能力:プロジェクトの計画策定、進捗管理、リソースの割り当てなどを効果的に行う能力。
- 解決策の解釈能力: 問題や課題を分析し、創造的で実行可能な解決策を見出す能力。
- チームワーク能力: チーム内で協力し、共同作業を円滑に進める能力。
- フレキシビリティー:状況や環境の変化に柔軟に対応し、適応力を持つ能力。
- プレゼンテーションスキル:アイデアや情報を魅力的に伝える、聴衆を引き付ける能力。
凄いたくさんありますよね。業界未経験でもあなたが社会人として積み上げてきたキャリアは必ず役に立ちますよ。
上記のポータブルスキルと自分が今までしてきた事を照らし合わせながら、スキルの確認をしてみましょう。
1-2.将来どうなっていたいのかを書き出してみる
30代未経験で転職する際に知っておくべき事があります。
・今よりも年収が下がる可能性がある
・希望する転職先が見つかる可能性が低い
・家族の理解が必要
・転職先では未経験でほぼ新人と同レベル
上記のような事を踏まえて、今後自分がどうなっていたいのかを明確にしておく必要があります。
収入を増やしたいのか、ワークライフバランスを大事にしたいのか、キャリアアップによる独立を目指すのか等によって、どんな業種・会社に転職するのかが変わってくるのでよく考えてみて下さい。
また、30代で自己分析をした事がない人や自己分析が出来ないと思っている人はまず、下記の記事を見て挑戦してみて下さい。
自己分析が出来ない30代必見!10分で出来る簡単自己分析術
2.職業リサーチ
今の転職市場では30代未経験でも積極的に採用している企業も多く存在しています。
それでは一体どんな業界が30代未経験の転職にオススメなのかをお伝えしていきますね。
よくみなさんがネットで見るのは営業、ドライバー、介護、接客、、、などの職種だと思います。
確かに転職しやすい職種だと思いますが、私からは下記の業界をぜひおすすめします。
・IT・ソフトウェア開発: プログラミングやソフトウェア開発者のスキルを身につけることで、需要の高い業界で将来性があります。
・デジタルマーケティング:インターネットやメディアソーシャルを活用したマーケティング戦略の知識やスキルが求められる業界です。
・コンサルティング:自分の知識や経験を活かして、他の企業や個人にアドバイスを提供するコンサルティング業界は、未経験者でもスキルを磨きながら成長できる可能性があります。
・ヘルスケア、医療業界: 人々の健康や福祉に関わる仕事は、将来的に必要性が高まる傾向があります。介護や医療事務など、未経験者でも参入しやすい立場にあります。
・グリーンエネルギー、環境関連業界: 環境への関心が注目されている中、再生可能エネルギーや環境保護に関わる仕事が注目されています。
上記の業界への転職は今後の世の中のニーズにマッチしたものとなっています。せっかく未経験でいくのであれば挑戦してみて下さいね!
未経験の転職にオススメの業界の記事も詳しく書いていますので参考にしてみて下さい。
↓
未経験の転職にオススメ5つの業種・業界
3.スキルの習得
未経験への転職を考えている方にオススメの資格を下記にまとめておきましたので、参考にしてみて下さいね。
・TOEICやTOEFLなどの英語力測定試験: 英語力が求められる分野や海外での就職に役立ちます。
・MOS(Microsoft Office Specialist):ExcelやWord、PowerPointなど、Microsoft Officeのアプリケーションを活用する仕事に役立ちます。
・基本情報技術者:コンピュータやITに関する基本的な知識を保有することができ、IT関連企業への転職やITを利用した業務に役立ちます。
・簿記検定:財務や財務に関する知識を有することができ、会計事務所や部門での就職に役立ちます。
・宅地建物取引士: 不動産業界で働く上で必要な知識を身につけることができ、不動産会社や不動産取引に関わる仕事に役立ちます。
必ず転職の際に必要なわけではないです。入社してから取得していくという流れも勿論ありますよ。
4.履歴書の書き方~ステップガイド~
応募先企業を調べて、その企業が求めている人材を把握します。応募する企業の業種や職種、応募する職務内容をよく理解し、それに合った内容の履歴書にしましょう。
・企業のホームページや求人情報から、企業の事業内容や求めている人材を把握する
・企業の評判や口コミを調べる
・転職エージェントから直接企業の情報を聞いてみる。
企業で履歴書の指定がない場合は、インターネットで検索すると、さまざまなテンプレートが見つかります。また、ハローワークや就職情報サイトでも、履歴書のフォーマットをダウンロードすることができます。
履歴書のフォーマットを選ぶ際には、自分のスキルや経験、応募する企業に合わせて、適切なフォーマットを選ぶことが大切です。また、見やすく、読みやすいフォーマットを選ぶようにしましょう。
氏名は漢字で記入し、住所は郵便番号から記入しましょう。連絡先は、電話番号とメールアドレスを記入します。
学歴は、最新の学歴から順に記入します。学校名・学部・学科・卒業年月を記入しましょう。
職歴はについても最新の職歴から順に記入します。会社名・職種・勤務期間を記入しましょう。
自己PRは、履歴書や面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。自己PRでは、自分の性格や人柄、志望動機を簡潔に伝えましょう。応募する企業に興味を持ってもらうような、魅力的な自己PRを心がけましょう。
自己PRの記入のポイントは、以下の通りです。
・応募先企業に合わせて書く
・簡潔でわかりやすく書く
・自分のスキルや経験を正しく伝える
・具体的なエピソードを交える
応募企業の求める人材に合わせて自己PRを書くという事は凄く大事ですよ。よく求められている人物像を理解して記入しましょう。
履歴書の誤字脱字チェックは、履歴書作成のステップで最も重要なステップです。
履歴書には、誤字脱字やスペルミスがないように注意しましょう。
誤字脱字やスペルミスがあると、不注意な印象を与えてしまいます。未経験の転職であれば尚更、こういった部分がマイナスの印象を与えてしまいますので、注意しましょう。
履歴書を提出する前に、必ず校正をしましょう。
せっかく作った履歴書もしっかり自分の中で理解しておかないと履歴書の内容と面接の内容がチグハグになってしまいますよね。そういった事にならないように自分が書いた履歴書の内容を読み込んでおきましょう。
履歴書の書き方は転職活動を左右するくらい大事なので、時間をかけながらより良いものを作っていきましょう。
5.情報収集
転職活動には企業の情報以外にも転職市場の動向や競合他社の存在や転職人気度等、情報収集は欠かせません。
他の転職者と差をつけるためにも情報収集に時間をかけましょう。
5-1.口コミサイトで情報を収集する
今やネットに情報が溢れている時代になっています。
給与の情報や働いていた方の実際の声等、参考にしてみて下さい。ここではオススメの口コミサイトを紹介しておきますね。
・転職会議
・キャリコネ
・Open work
・enライトハウス
いずれも転職活動に役立つ情報が豊富に掲載されているため、転職活動中の方は、ぜひこれらのサイトを活用してみてください。
5-2.転職エージェントへの相談
転職エージェントの登録は必ず必要というわけではないですが、求人紹介や履歴書・面接対策などのサポートを行ってくれるため、転職活動を効率的に進めることができます。また、転職エージェントは、企業とのコネクションを持っているため、非公開求人を紹介してもらうこともできます。
転職エージェントに登録する際は、自分の希望する求人が多いかどうか、キャリアアドバイザーの質、転職成功実績などを考慮して選ぶことが大切です。
私は仕事でたくさんの転職エージェントと絡んできました。
中立な立場で転職エージェントを知っているからこそみなさんにご紹介できます。
他にもたくさんありますが、一旦は上記の大手エージェントに登録しておけば問題ないでしょう。
とりあえずいっっっぱい登録しおくのはダメなのですか?
2つ程度で充分。あまり登録しすぎるとエージェントからの連絡がいっぱいで大変ですよ。
6.面接準備
さぁ、いよいよ面接の準備ですね。
ここでは面接に向けてどんな事を用意すればいいのかをご説明しますね。
6-1.応募する会社を徹底的に調べる
企業研究を行うことで、企業の概要や事業内容、求める人材像を理解することができます。企業研究は、転職面接の第一歩です。企業の概要や事業内容を調べるには、企業のホームページやIR資料、ニュース記事などを参照するとよいでしょう。また、企業の説明会やセミナーに参加するのもよい方法です。
企業の求める人材像を調べるには、転職サイトや求人情報サイトなどを参照するとよいでしょう。また、転職エージェントに相談するのもよい方法です。
転職エージェントは下記の大手エージェントがオススメです。
6-2.志望動機
志望動機は、転職面接で必ず聞かれる質問です。志望動機を明確にすることで、面接官に自分の熱意を伝えることができます。
志望動機を考える際には、なぜ転職するのか、なぜその企業を志望するのか、その理由を具体的に説明できるようにすることが大切です。また、企業の求める人材像と自分の強みやスキルを照らし合わせ、自分の価値をアピールすることも大切です。
6-3.自己PR
自己PRは、自分の強みやスキルを面接官にアピールするチャンスです。
自己PRを考える際には、自分の強みやスキルを具体的に説明できるようにすることが大切です。
また、企業の求める人材像と自分の強みやスキルを照らし合わせ、自分の価値をアピールすることも大切です。
6-4.質問問答集を事前に準備する
よくある質問を事前に調べておくことで、慌てずに答えることができます。また、自分の言葉で回答できるように練習することも大切です。
転職面接でよくある質問には、以下のようなものがあります。
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 前職の退職理由
- 転職後の希望
- スキルや経験
- キャリアプラン
- 資格や免許
- 希望年収
- 休日の過ごし方
- 長所と短所
- 自己啓発
- チームワーク
- リーダーシップ
- 失敗経験
- 困難な状況での対応
- 今後の目標
- 企業の印象
- 質問はありますか?
- 身だしなみを整える
転職面接は、自分の能力や適性を企業にアピールする絶好の機会です。事前に準備をすることで、自信を持って面接に臨むことができます。
一次面接の突破方法についてはこちらの記事で詳しく載せていますので、参考にしてみて下さい。
7.転職成功した後について
7-1.新しい環境に慣れる
新しい会社に転職すると、会社のルールや慣習、仕事内容、職場の人間関係など、すべてが新鮮です。最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、まずは新しい環境に慣れることを第一に考えましょう。会社のルールや慣習を覚え、新しい仕事や職場の人間関係に慣れていくことで、徐々に仕事に打ち込むことができるようになります。
7-2.積極的に行動する
新しい環境に慣れたら、積極的に行動することが大切です。新しい仕事やプロジェクトに積極的に参加することで、自分の能力を発揮し、周囲から認められることができます。また、自分の意見や考えを積極的に発言することで、自分の存在感をアピールすることができます。
7-3.コミュニケーションを大切にする
上司や同僚とコミュニケーションを密に取ることで、仕事の効率を上げ、人間関係を円滑にすることができます。自分の仕事や進捗状況を積極的に報告することで、上司や同僚からの信頼を得ることができます。また、上司や同僚の意見やアドバイスを聞くことで、自分の成長につながります。
コミュニケーションについて以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。
7-4.プライベートの時間を大切にする
仕事ばかりに集中していると、心身ともに疲れてしまいます。仕事とプライベートのメリハリをつけ、休息やリフレッシュを心がけましょう。休息やリフレッシュをすることで、仕事に集中できるようになり、生産性を向上させることができます。
8.まとめ
転職は、新しい環境に飛び込む大きなチャレンジです。しかし、新しい環境に慣れ、積極的に行動することで、必ずや自分の成長につながります。
転職活動は転職エージェントの存在が欠かせません。大手のエージェントの安心感はやはり大きいです。
転職活動後のサポートも期待できますので、参考になればと思います。
また、転職先としても下記のような企業もまとめていますので、時間がある方は読んでみて下さいね。
【バンカーがオススメする転職先】「働きがいのある会社」ランキングベスト3選出企業
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