どこの会社でも生意気な部下はいますよね。
生意気な部下といっても色々な特徴があります。
正直、辞めてくれた方が組織にとって有益とも思う事もあるでしょうが、日本の労働環境の中では簡単に辞めさせる事も出来ません。
私自身も生意気な部下に悩まされた経験はもちろんあります。
感情的に怒るとパワハラだとか言われますし、部下の育成もしなければならないと本当に管理職の皆さまも悩んでおられることだと思います。
今回の記事では社内や社外のマネジメント研修に嫌というほど参加してきた私が試行錯誤の上編み出した対応方法を紹介します。
生意気な部下を3つの特徴に分けて解説しています。
1.自分だけに生意気な部下
このケース非常に難しいですよね。この場合あなたのメンタルはかなり病んでいるかと思いますが、どうか安心してくださいね。
自分だけに生意気な部下はどこの会社にでもたくさんいますし、皆さんあなたと同じように悩んでいます。
このケースは上司と部下の相性の問題が大きく関与してきますので、しっかりと対応する必要があります。
1-1.管理スタイルを見直す
あなたの仕事のやり方に不満を持っている可能性があるかもしれません。
その場合どんなに話し合いをしても関係は平行線のままです。
その部下がもっと自由に仕事をしたいとか思っている可能性もありますので、一度部下と向き合ってみて管理スタイルを見直すのが必要かもしれません。
1-2.部下から認められていない可能性がある
もしかするとあなた自身が部下に認められておらず、下に見られている可能性が考えられます。
この場合は仕事の実績でしか信頼を勝ち得る事は出来ません。
もしそれが難しいのであればいっそのこと部下に助けてもらえる上司を目指してください。
素直に仕事を助けてくれという事を伝えるのです。部下の承認欲求を満たす事もマネジメント手法の一つですよ。
1-3.自分の言動や行動を見直す
あなたが悩んでいるように部下も悩んでいる可能性があります。
あなたの言動や行動が原因となり、信頼を失っているかもしれません。
今一度自分自身の事を振り返り、自分に原因があるかを確認しましょう。
2.指示に従わない部下
自分の指示を聞いてもらえないと組織としてもまとまりがなくなってしまい、あなたのマネジメント力も周りから疑われてしまいますよね。
そうならないようにしっかりと対応していきましょう。
2-1.指示内容は伝わっている?
自分の指示がわかりにくく、部下にしっかりと伝わっていない可能性を考える。
指示は明確かつ簡潔に伝える事が重要です。
指示が曖昧だったり、長すぎたりすると、部下は混乱して指示に従わない可能性があります。指示は、明確かつ簡潔に伝えるようにしましょう。
2-2.進捗状況を確認する
部下は指示を聞いていないのではなく、指示を忘れているかまだ手が付けれていない等の可能性があるかもしれません。
そうならないためにも指示を出したあとはしっかりと進捗を確認しましょう。
そうすることであなたの指示が埋もれる事はないでしょう。
2-3.故意的に指示を無視される
このケースはマネジメント力よりもあなたとの関係性の問題です。
組織にとって非常にまずいケースになるので、もしあなたがどれだけ努力しても指示を聞いてもらえないようであれば人事部等の力を借りて人員体制を変更した方がいいかもしれません。
3.不満ばかり言ってくる部下
何かと不満を言ってくる部下も多いですよね。
こういった部下に対して腹を立てる事もあると思いますが、ここはあなたのマネジメント力が要求されるところですよ。
3-1.不満に耳を傾ける
部下が不満を言っている場合は、まず部下の不満に耳を傾けましょう。
部下の話を聞いて、理解しようとする姿勢を見せることが重要です。
この部分を聞かずにあなたの言いたい事だけを伝えては部下からの信頼は得られません。
3-2.感謝の言葉を述べる
あなたに不満を言ってくれる事は本当はありがたい事なのです。
部下からの意見は何より貴重でそれを取り入れたマネジメントを行うのがあなたの仕事です。
部下も勇気を振り絞ってあなたに不満を言っているかもしれません。
あなたから感謝の言葉を言われた部下は驚きあなたへの信頼も厚くなる事でしょう。
3-3.相手の話を聞き切る
これはコーチングの手法の一つです。
部下の話を最後の最後まで聞き切るのです。これ以上話がないというところまで。
部下の話を聞くためにしっかりとした時間を取り、部屋を用意し面と向かい合って話を聞く。
もしかしたら何も解決しないかもしれませんが、部下は自分の話を聞いて欲しいものなのです。
4.まとめ
今回、紹介した生意気な部下の対応についてまずは実践してみて下さい。
あなたも心理的に疲れていると思いますが、上司である宿命だと思って下さいね。上司の立場の全員が同じ気持ちです。
それでも気持ちが晴れない方や違う会社で働きたいと思う方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
向いていない仕事に疲れた30代へ!未経験者転職ガイド|7つのステップ
それではあまり悩みすぎないように頑張っていきましょう。
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