よく起業や独立をするならいつがいいですか?と相談される事があります。
銀行で何百人と独立、起業、開業のご相談を受け付けましたが、場合によってはやめた方が良いとアドバイスする事もありました。
ただ、一般的には「飲食店をやりたい!」等明確に決まっている場合は自己資金の有無等、ある程度計画が必要となりますが、基本は起業や独立したいと思った時がベストタイミングと言われています。
それは起業・独立するのが早ければ早いほど失敗してもやり直しが聞くからです。
若ければ若い時にほど挑戦すればいいのです。
本記事ではバンカーだからこそわかる起業・独立に向いている人や成功するための方法を解説していきますね。
1.起業・独立に向いている人
・鈍感力が高い人
・継続力のある人
・ブレない気持ちを持った人
・コミュニケーション能力が高い人
1-1.鈍感力が高い人
起業・独立は常に失敗と隣合わせです。
サラリーマンとは違い、仕事の失敗が生活費に直結するのでご飯を食べていく事さえ難しくなる事だってあります。
そのような精神状態の中でも前を向いて事業を進めていかなければならない精神力が必要となってきます。
多少の事ではうろたえる事がないよう鈍感力を養っておく必要があるでしょう。
1-2.継続力のある人
仕事をする上でモチベーションを維持し続ける事は非常に重要です。維持するためには小さな目標設定をコツコツとこなしていく事や目標を数値化する等、様々な工夫が必要となります。
また、結果が数ヶ月や数年間でなくても自分の信じた道を歩み続けられる人ほど大きな成功を手に入れる人物だといえるでしょう。
1-3.ブレない気持ちを持った人
周りの意見を振り切っても自分の意見を押し通そうとするくらい事業に対してブレない気持ちを持った人が独立・起業されています。
ただ、周りの意見を聞かないというわけではなく、自分が正しくないと思った事に関して妥協点を見出さず、自分が納得するまで話し合う事が大事となってきます。
1-4.コミュニケーション能力が高い人
物事を進めていく上で人との繋がりは非常に重要になってきます。
自分の考えをお客様や部下、従業員に伝える能力や相手の話を聞く力が独立、起業の成功のカギとなるでしょう。
下の記事でもコミュニケーションについて伝えていますので、気になる方は見て下さい。
2.起業・独立を見送るべき人
会社を辞めようとしている人はよく自分を見つめ直してくださいね。悔いがない選択をして下さい。
・他人の成功を見て自分もできると錯覚している人
・ネットの情報だけで物事を判断している人
・とりあえずでやろうとしている人
2-1.他人の成功を見て自分もできると錯覚している人
会社員をしているとどうしても給与体系に上限があります。
出世してもそこそこの給与にはなりますが、どこかの社長やyoutuberのような大金を手に入れる事はよほどの事がないと難しいものです。
周りの成功者を見て、自分もできると考え勢いで会社を辞める事は非常にリスクがあります。
こんな時はまずは自分が何をしたいのか?自分にはどんなスキルがあるのか等を整理してみましょう。
そうする事で長期的な目線で物事を捉えられるようになるはずです。
2-2.ネットの情報だけで物事を判断している人
今ネットの中には様々な金儲けの情報が溢れ出ています。
短期間で数百万円稼げる等の情報に惑わされる事がないようにして下さい。
一番大切な事は自分の足で稼ぐ情報なのです。何かをしようとしたときにその現場やその取組を自分の目で見て確かめて下さい。
2-3.とりあえずでやろうとしている人
こういう方が一番多いです。特に会社の人間関係に疲れ、組織で働くのが無理と考え、独立される方はほとんどの方が失敗します。
もし、現在の会社で働くのに疲れたら独立を考えるのではなく会社を休む事を考えて下さい。独立や起業する事が目的となってはだめなのです。
3.まとめ
独立や起業をすることは非常に勇気がいる事だと思います。
自分が向いているかどうか、成功するかどうかは気になりますよね。だからこそ事前に準備できる事はしおきましょう。
独立や起業にも様々なやり方がありますが、FC契約での独立はノウハウが詰まっているものをそのまま事業提供されるので始めやすいかもしれませんね。どんなFC事業があるのかは下記のボタンから見て下さい。
コメント